軽トラック積み放題はお得?処分できる不用品について解説します
家や部屋の片付けをする際、大量の不用品が出てしまい、まとめて処理をしてもらいたいと思うことがありませんか?
そんな時に魅力的に感じるのが、不用品回収業者が行っている軽トラックなどの積み放題というプラン。今回は、積み放題プランの内容について具体的に解説します。
軽トラック1台でどのくらいの不用品が処分できるの?
軽トラック1台で片付けできる量は、押入れから1ルーム程度の片付けに適しているといわれています。具体的には、引っ越しで使用するMサイズ相当の段ボールを30箱分です。
ここでご紹介している軽トラックの積載量は、荷台の部分にあおりを立てない状態で積める分量のことをいいます。業者によって異なりますが、一般的にあおりを立てない状態での分量を指します。
押入れ~1ルームの不用品処分にぴったり
軽トラック積み放題は、不用品処分がそこまで多くない方、比較的家具・家電が少ない一人暮らしの方にぴったりなプランといえます。
しかし、1LDKなど一人暮らしでも大型の家具・家電が増える場合、軽トラックでは積み切れない可能性があるので、事前に相談しましょう。
1台の軽トラックで処分できるもの
1台の軽トラックで処分できるものは以下になります。
- 一人暮らし用の2ドアタイプ以下の冷蔵庫
- 一人暮らし用の縦型洗濯機
- 液晶テレビ
- 電子レンジ
- テレビ台(幅1m未満)
- 本棚やカラーボックス
- パソコン
- ゴミ袋
- 折り畳みテーブル 椅子
軽トラックの最大積載寸法と最大積載量
ここからは軽トラックの最大積載寸法と最大積載量をご説明します。
軽トラックの荷台に積める大きさや最大積載量は、道路交通法で次のように決まっています。
・軽トラックの最大積載量
軽トラックの最大積載量は350kgまでとなっており、最大積載量の計算はあくまでその車に積む荷物の量で決められます。運転手を含む乗員の重量は含まれません。また、人の重さやガソリンの量などを考慮して、荷物の重さを決める必要も基本的にはありません。
最大積載量は「この車はこのくらいの量の荷物は積めます」という基準ではなく、安全性を考慮した法律上の基準です。
・軽トラックの最大積載寸法
軽トラックの最大積載寸法は、幅148㎝、長さ340㎝、高さ200㎝までと定められています。最大積載寸法とは、荷台にどのくらいの高さや幅まで荷物を積んでよいかという基準です。
幅については、軽トラック自体の幅が148㎝ギリギリで作られていることが多いため、横にはみ出すと最大積載寸法をオーバーすることがあります。もし、ご自身で軽トラックに積んでゴミセンターに持ち込みなどをする場合には注意しましょう。
業者に依頼する場合には、作業員が上記を理解の上業務に取り組んでいるため、基本は気にする必要はないでしょう。仮に上記を逸脱した積み方をしている場合は、悪徳業者の可能性もあるので注意が必要です。
軽トラック積み放題を使うメリット・デメリット
それではどのような場合に軽トラック積み放題プランを利用したら良いのでしょうか?
ここからは、メリット・デメリットを見ていきましょう。
軽トラック積み放題プランのメリット
大量の不用品を効率よく処分できる
自治体のゴミ回収や粗大ゴミで不用品を処分していく場合、まず、燃える・燃えないなどの仕分けを行い、自治体の分別毎の回収日に合わせてゴミを出す必要があります。
また、大きさが30㎝(自治体によっては40㎝)を超えるものについては「粗大ゴミ扱い」となります。事前に自治体に問い合わせをしたうえで、必要金額の回収券を購入し、当日朝に指定の場所に搬出する必要があります。
どちらも自身での手間がかかるうえ、自治体に日にちを合わせなければならないため時間がかかります。
また、同じ不用品回収業者に依頼した場合でも、単品で複数回回収してもらうのと積み放題プランを使用し一度で終わらせるのでは料金が変わってきます。当然ながら一度で済ませる方が安く済みます。
いつでも不用品の処分ができる
上記でも記載したように自治体を使って処分する場合は、どうしても自治体の回収日に合わせる必要があり、粗大ゴミの場合は1か月近くかかる場合もあります。
一方、不用品回収業者に依頼する場合は、最短で問合せ当日に来てくれることもあるため、思い立った時に片づけをすることができます。
さまざまなものをまとめて回収してもらえる
不用品回収業者では業者によって差はありますが、多くの業者で家庭にあるようなものであれば、何でも引き取ってくれる業者がほとんどです。そのため、自治体を使用する場合には、燃える・燃えないごみの分別や粗大ゴミ対象、それ以外など細かく仕分けをする必要がありますが、業者に依頼する場合はその必要がありません。
問合せからすぐに回収してもらえるという点や自身の手間が少なくて済むという点もメリットです。
自分で運搬・処分をしなくても良い
自治体のサービスを利用して処分する場合は、基本的に指定の場所に自身で処分するものを搬出する必要があります。粗大ゴミの場合は、大きな家具や重い家電なども自身で運ぶ必要があるため、かなりの労力を要するでしょう。その点、不用品回収業者へ依頼した場合、部屋からの搬出自体を行ってくれるため負担が少なくなります。
単品回収と違い、物が増えても追加料金が発生しない
見積り時よりも処分したいものが増えても、積み放題プランなら軽トラックに積める分は同じ料金のため、追加なしで対応してもらえます。注意点としては、業者によってこのあたりの対応が異なります。増えた分に関して、追加で料金を請求してくる業者もいますので、なるべく事前に回収を依頼しておくものを確定させておく、もしくは後から出る想定を見積り時に伝えておくほうが良いでしょう。
軽トラック積み放題プランのデメリット
不用品が少なくても料金は同じ
回収してもらう不用品が少なかった場合でも、軽トラック1台分の積み放題料金がかかることがほとんどです。この場合、積んだ後にトラックにスペースが余っていても差額を割引してくれることはありません。
しかし業者によっては、積み放題と通常計算の安い方で対応してくれる業者も存在します。不用品の量が少ないと感じたら、問合せ時にどのような対応をしてくれるか確認してみましょう。
追加料金が発生する場合がある
積み放題プランですが、追加料金が発生する場合があります。サイトに基準を表記してある業者はわかりやすいですが、プランの金額は表記されていても注意書きなどが何もない業者は注意が必要です。追加料金が発生するケースとして、階段で3階以上からの搬出やエアコン取り外し、業者によっては品目の制限があるところもありますので、事前に確認するのが良いでしょう。
業者によっては積める量や回収品目が異なる
同じ積む作業でもやはり上手い・下手があり、下手な場合は積める量が少なくなります。業者によってはわざと下手に積んで、積める量を少なくするところもあるため、依頼する際は慎重に選びましょう。
また、回収品目に制限をかけている場合があり、処分したいものが積み放題に載せられるのかは事前に確認しておくと良いでしょう
軽トラック積み放題を利用する際の注意点
それでは、軽トラック積み放題を使用する際に覚えておいて欲しい注意点を解説していきます。
料金には何が含まれているかを確認する
積み放題プランの料金に含まれている内容が具体的にどのようなものか事前に確認する必要があります。作業員の人数・何階からの運び出しはOK・搬出費用・車両費・出張費・梱包作業・エアコン等取り外し作業等、様々な項目があり、業者によってはある項目は別料金ということもあります。
サイトに含まれる内容を表記してある業者は安心できますが、金額以外に詳細情報が記載されていない場合には、実際作業後に追加料金を請求される可能性もあるため注意が必要です。
追加料金が発生する条件を事前に確認する
前項で記載したように業者によって、追加料金の発生条件が異なります。問い合わせの段階で自身の状況を正確に伝えた上で依頼するようにしましょう。
逆に詳細を聞かずに依頼を受ける業者は、当日追加で料金が発生する可能性がありますので慎重に業者を選びましょう。
回収ができない品目や積載量制限がある
基本的にはほとんどの不用品を回収してくれますが、業者によって一部回収不可能なものがあります。例えば、生ごみや液体、寝具、畳など業者によって基準が異なりますので事前に回収してほしいものをしっかりと伝えましょう。
また積載量が軽トラック分を超えてしまった場合は、回収自体ができないもしくは追加で料金が発生するということが考えられます。分量が多い場合は、一度現地見積りをしてもらう方が、間違いがなく安心できると思います。
搬出作業中に家具や壁紙などの損傷がなかったか確認する
作業終了時には壁や床に傷がついていないか、残った家具などが壊れていないか確認しましょう。プロに依頼するため基本的には傷がついたりしないように細心の準備や注意をして搬出作業を行っていると思いますが、ミスをしたり、中には雑な作業を行う業者もおり、部屋や家具などが傷ついてしまう可能性があります。
このような損傷があった場合、業者に連絡して補償してもらうようお願いする必要があります。多くの業者はこういった際の保険に入っていてやり取りもスムースに対応してくれますが、中には保険に入っていないためトラブルとなるケースがあります。損害保険に入っているかどうかも依頼する前にしっかりと確認しましょう。
トラブルを防ぐために現地で見積りを取りましょう
追加で料金が発生するなど、当日のトラブルを防ぐためにも、軽トラック分の不用品量がある場合は、事前に現地見積りを取るようにしましょう。
一度現地見積りに来てもらい、金額が表記された書面をもらうことであとから追加請求などができないようにしておくと安心です。業者の中には書面での金額提示を渋る業者もいるため注意が必要です。
片付けドクターの軽トラック積み放題プラン
押入れ~1ルーム程度のお片付けの最適として24,000円で軽トラックプランを用意しています。この料金には、搬出作業費、2階までの階段料金、2名までのスタッフ料金、車両費、出張費、エアコンの取り外し費用、梱包作業費が含まれています。
予約状況次第ではありますが、早ければお問合せ当日にお伺いすることも可能です。また追加料金等ご不安な場合には、無料で現地見積りもさせていただいています。一度そちらを利用していただき、書面にて見積書を発行いたしますので安心してご相談ください。
片付けドクターでは、買取りも行っておりますので、現地見積りや作業の際に査定をさせていただきます。もしものときのために最大3000万円までの補償(三井住友海上賠償責任保険)をさせていただきます。
軽トラック積み放題プランに関してのよくある質問
Q.軽トラック積み放題でも回収できない不用品はありますか?
A.業者によって基準が異なります。生ごみや液体、寝具や畳など回収できない、もしくは別料金という業者があります。問い合わせた際に自身の不用品をしっかり伝えておくこと、事前に現地見積りをしてもらうことが安心につながると思います。
Q.当日に荷物が増えても大丈夫ですか?
A.ケースバイケースです。業者によりますが、軽トラックプランだからと言って、軽トラックで行かない業者もあります。2tトラックなどで何件も回ってから自身の不用品の回収に来てくれるという場合もあります。軽トラックで伺った際も同様ですが、大丈夫かどうかは載せられるかどうかです。増えた荷物の種類や大きさによって、トラックの空いたスペースに載せることができるかどうかで可否が決まります。2tトラックで回っている場合は、他の現場との兼ね合いでスペースが余る予定かどうか、軽トラックで言った場合はあおりなどを用意しているかどうかで積めるかどうかは変わってきます。
荷物が増える場合はなるべく早く業者に連絡した方が、対応してくれる可能性は上がるので、増えるのが分かった時点で連絡するようにしましょう。
Q.回収したものはどうなるのですか?
A.片付けドクターでは資源を循環させるため、なるべくリサイクルを推進しています。
しかしリサイクルができないものについては、適正に処理をしています。
まとめ
この記事では、軽トラック積み放題プランのメリット・デメリットや利用する際の注意点をご紹介しました。トラック積み放題に関しても業者によってさまざまな部分はございます。基本的にお困りの際には、まずお問合せいただければお悩みやご不明点の解消に努めさせていただきます。少しでも皆様のお役に立てれば、幸いです。