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部屋から出せない、運べない大型家具・家電の処分方法

2021年7月29日
Cleaning up

引っ越しや片付けの際に、使わなくなった大型の家具・家電を捨てたいと考えたときに、「どうやって運べばいいの?」「そもそもどう処分したらいいの?」など、お困りの方も多いのはないでしょうか?
特にマンションやアパートなどでエレベーターがない集合住宅は無理に運び出すと怪我の恐れもあります。また、無理やり部屋から出そうとすると家を傷つけてしまうことも。

今回は運び出すのが難しい大型の家具・家電の処分方法について解説していきます。

部屋から出せない家具・家電の処分方法

重くて動かせない、大きくて部屋から出せない家具・家電を、時間と手間をかけずに処分する方法をいくつか紹介します。ぜひ参考にしてください。

分解・解体する

家具の分解・解体の写真
オーソドックスな方法ですが、特に木製の大型家具については、解体することで部屋から運び出すことができます。また、小さくすることで通常のゴミとして処分することもできます。(一部自治体によっては分解しても粗大ゴミ扱いになる地域がありますので確認しましょう)手間と労力はかかりますが、費用をかけずに処分したいという人にはおすすめの方法です。

木製の家具の解体に必要な道具やコツを解説します。

下記を準備しましょう

  • ハンマー/金槌
  • ノミ/バール
  • 毛布/ブルーシート/段ボールなど

家具の接合部分の内側にノミ(バール)を当て、そこにハンマー(金槌)で打撃を加えます。すると接合部分に少しずつ隙間が空いてきます。その空いた隙間にノミ(バール)を差し込み、テコの原理で引きはがしていきます。

これを繰り返すことで、組み上がっていた家具を何枚かの板にまで解体することができます。解体しても板が大きくて運べない場合は、さらにノコギリなどで小さく切る必要があります。

毛布等は下に敷くことで木くずをまとめることができるとともに、遮音効果や床を傷つけないための役目があります。集合住宅は他の住人の迷惑にならないよう、解体作業を行なう場合はなるべく敷くようにし、夜の時間帯を避けて行いましょう。

しかし接合部分をくぎ打ちしている家具についてはこの解体方法は不向きです。
くぎ打ちしている家具の場合、ノコギリで切って解体するという方法もありますが、大量の木くずが出る問題や、かなりの重労働になってしまいます。ですので、リサイクル業者や不用品回収業者に引き取りに来てもらうというのも一つの手段だと思います。

普段からDIYをされていて木くず処理や電動のこぎりなど操作に慣れている方は、ご自身で解体するほうがコスパもよくおすすめです。

リサイクル業者や家具・家電の買取専門店に買取りを依頼する

ご自身での解体が難しい場合は、出張買取りを行っているリサイクル業者や買取業者に依頼しましょう。

運び出しから行ってもらえる上、家具・家電の状態によっては買い取ってもらえ、収入が入ることも。依頼の仕方もシンプルで、店舗へ電話をかけて、日程調整して立ち会うだけなので最も手軽なうえ、金銭的な負担も少ない方法です。

ただし、「買取ってもらえる=まだ使える」ということではありませんので注意が必要です。買い取ってもらえるモノは、中古の状態でも買いたい・使いたいと思う方がいるものになります。

まずは一度、相談してみると良いでしょう。

不用品回収業者に回収・処分してもらう

不用品回収業者に依頼した場合、料金はかかりますが手間も労力もかからないためおすすめです。

不用品回収業者の中には、買取りを行っている業者もあります。リサイクル業者と異なり、買取りができないものだとしても料金を支払えば引き取り自体はしてくれます。

注意が必要なのは、玄関から出すことができない家具・家電の窓から吊り降ろしが必要な場合です。業者によっては、クレーンなどの重機を所持していない業者もあり、2階からの吊り降ろしは人力で行えるが、3階以上は作業ができないということもあるため、問い合せ時に確認しましょう。

ほとんどの業者は解体作業もできますので、「自分で解体するのは手間だな」という方は不用品回収業者に相談してみてください。

引っ越しの場合は引っ越し業者に処分を依頼する

引っ越しをされる方限定の方法ですが、引っ越し業者に不要な家具・家電を引き取ってもらう方法です。業者によってはサービスが無かったり、引っ越しとは別に料金がかかるところが多いですが、引っ越しと合わせて処分も行ってもらえるのは手間の削減にもなりますからぜひ活用したいサービスです。

引っ越しのタイミングで、家具・家電の整理・処分を検討する際には、まずは引っ越し業者に相談してみると良いでしょう。

家具・家電の買い替えの場合は下取りサービスを活用

多くの家具・家電販売店では、新たに家具・家電を購入した際に古い家具・家電を下取りしてくれるサービスを行っています。下取りといっても購入金額が安くなるということはほとんどなく、納品時に有料で古い家具・家電を引き取ってくれるというサービスが多いです。

とは言え、新品の納品時に古いものを引き取ってくれるので入れ替えの手間が一度で済むのはありがたいですね。

ご紹介したように、運び出せない家具・家電を自分で処分する場合は基本的に「分解・解体」が手段となります。それ以外の手段であれば、やはり業者に依頼するのがベターですので、状況にあわせて業者を選ぶようにしましょう。

粗大ゴミとして処分する場合の手順

ここでは粗大ゴミの捨て方について、簡単にご紹介いたします。

業者に引き取ってもらうのではなく、ご自身で解体・分解し処分する場合にはお住まいの自治体のルールに沿って捨てなければなりません。事前に必ずホームページでご確認ください。

① 申し込み

粗大ゴミはいつでも捨てて良いわけではありません。
自治体の粗大ゴミ受付センターに電話ないしはインターネットから申し込みが必要です。電話は受付時間や曜日が決まっていますので、忙しい方はインターネットで申し込む方が良いと思います。

申し込みの時点で、何を捨てるのか、どのくらいのサイズなのかを把握しておきましょう。申し込み時に、回収日や回収にかかる費用(処理券)が決まります。

② 粗大ゴミ処理券の購入

申し込みで案内された種類・枚数に基づき、コンビニエンスストアなどで処理券(シール)を購入します。
A券とB券があり、それぞれ1枚200円と300円です。これらを組み合わせて処分したい粗大ゴミの処理手数料の金額分購入します。

③ 指定場所に粗大ゴミを出す/ゴミセンターに持ち込む

処理券に必要事項を記入するなどして、処分するモノに貼り付けます。

回収に来てもらう場合は、指定された収集日の朝8時までに指定された場所に運び出します。前日など、指定日以外の日に粗大ゴミを出すのは、近所の方の迷惑になるので控えましょう。

ゴミセンターに持ち込む場合も事前に粗大ゴミ処理券を貼っておく必要があります。ゴミセンターでは粗大ゴミ処理券の購入はできないので注意しましょう。持ち込む場合は、本人確認ができるもの(マイナンバーカードや運転免許証など)が必要です。必ず指定された予約日の受付時間内に持ち込みましょう。

粗大ゴミに関する注意

粗大ゴミの大きさは自治体によって違う

多くの自治体では一辺が30㎝以上のものを粗大ゴミとしています。一部の自治体では一辺が40㎝以上のものとなっている自治体もあるため、事前にホームページなどで確認するようにしてください。

自治体で処分する場合は指定場所まで運ぶ必要がある

大型の家具を運ぶ業者
自治体で粗大ゴミを処分する場合は、家の中まで引き取りに来てくれません。指定場所まで運ぶ必要があります。

マンション・アパートにお住いの方で階段を使って運ばなければならない場合は、大型の家具・家電を一人ないしは慣れていない方々で運ぶ行為は大変危険です。知人などに手伝ってもらうなど安全に運ぶようにしましょう。

大型家電については重量もあり、自分たちで運ぶのはかなり危険が伴います。こういう場合は、自治体の粗大ゴミ収集ではなく業者に依頼するのが最も安全な手段だと思います。

不用品回収業者を選ぶポイント

自分で処分せず、不用品回収業者に依頼する場合は、しっかりと業者を選ぶことが重要なポイントです。中には悪徳な業者もいるため、思わぬトラブルに合わない為にも優良業者の見極めが必要です。

ここでは不用品回収のプロが優良業者選定のポイントをご紹介します。

きちんと古物商許可や運搬業許可を取得している

そもそも、不用品回収業を行うためには許可が必要です。
「古物商許可証」「一般廃棄物収集運搬業」「産業廃棄物収集運搬業」などが該当する許可になります。

これらの許可なく不用品回収を行っている業者を避けるためにも、公式ホームページなどで許可を持っているかどうかの確認をしましょう。

買取りもしている

不用品回収業者の中には買取りを行っている業者もいます。不用品回収自体は料金がかかりますが、買取りを行ってくれる業者であれば、買取金額で回収料金を相殺することができます。不用品回収業者に依頼するのであれば、買取りも行っている業者にした方がお得になる可能性があります。

悪徳業者の特徴

悪徳業者にはいくつか特徴があるので、そちらも併せて紹介します。

公式ホームページがない

折り込みチラシのみで、インターネットで検索したが、会社名が出てこない。
町でみかけるスピーカーで宣伝しながら軽トラックで走っている。

これら会社の情報が少ない会社は、その場のみの対応ということで無料と宣伝しておきながら、別の名目で高額な料金を請求してくるトラブルが多いようなので注意しましょう。

 見積書や領収書などの書面がない、社名の記載がない

通常これらの書面には会社情報が記載されていますが、悪徳業者はその後追及されないように会社情報などの連絡先を教えてくれないというところもあるようです。

所在地や連絡先がわからないと訴訟を起こすことも難しいので、注意しましょう。

サイトやチラシでの提示金額が他に比べて安すぎる

金額が安く提示されていると、印象が良いですが、不用品回収自体には当然経費がかかるため最低でもこれくらいはかかるという金額があります。しかし、それらより圧倒的に安い金額を提示してくる業者がおり、そういった業者の中には不法投棄をすることで経費を抑えている、実際現地に行ってトラックに積んだあとに追加料金を請求するなどの行為をする業者がいますので注意しましょう。

こういった業者とのトラブルに巻き込まれないためにも、勢いだけで決めるのではなくある程度情報収集を行ってから依頼することをおすすめします。

不用品回収・処分のプロフェッショナル「片付けドクター」に依頼する

東京・神奈川エリアでの不用品回収・処分については年間5,000件以上の圧倒的実績がある「片付けドクター」にお任せください。

弊社は重機は所持していないため、3階以上の吊り降ろしについては対応できませんが、解体しての搬出などでお悩みに対応させていただきます。

片付けドクターの特長① 明瞭会計な料金設定

片付けドクターでは見積り時や作業前に明確な料金をしっかり提示して、依頼者の了承の上で作業を行いますのでトラブルもありません。

大量に不用品がある場合でも定額プランなどを組み合わせる、また買取りできるものを選定させていただくことで経済的負担を抑えるよう努めています。

片付けドクターの特長② もしものときも安心な補償対応

作業中に家や部屋などを傷つけてしまった場合は、最大3,000万円までの補償(三井住友海上賠償責任保険)をさせていただきますので、万が一の場合も、責任を持っての対応が可能です。

自身では搬出が難しいと思う場合でも、プロの従業員から見れば2名で簡単に運び出せる、短時間で解体して運び出せるなど、状況に合わせて解決方法が見いだせると思います。

普通に搬出することができない家具・家電の処分でお困りの際は、お気軽に電話やメールでご相談ください。

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運び出せない家具・家電についてよくある質問

大きな家具を解体するコツはありますか?

ノミやバール、ハンマーや金槌などの道具をうまくつかっていただくことで小さな労力で解体していくことが可能です。小さな隙間さえ作ることができれば、テコの原理で女性の方でも解体できると思います。解体の際には、安全のためにも素手などで行わず手袋などを準備して行いましょう。DIYなど普段から電動のこぎりを使っている方は、電動のこぎりで解体するのも良いでしょう。

不用品回収業者でも吊り作業による搬出は可能ですか?

業者によって可能な業者と不可能な業者がいます。まずはクレーンなどの重機を持っているかどうかを確認しましょう。持っている業者の方が少ないと思いますが、3階以上の場合は重機が必要です。2階の場合は、人力で吊ることができますがそのためには2名以上必要なため、個人でおこなっている業者は難しいかもしれません。

まとめ

大型の家具・家電を搬出は無理に個人で行おうとした場合、怪我につながる可能性もあるため慎重に検討が必要です。

家具に関しては、解体できそうであればご自身で作業を行なうのも良いでしょう。チャレンジしてみるのも良いのではないかと思います。
家電については重量もあり、分解も難しいので業者に依頼する方が手軽で安全です。

今回の記事を参考にご自身にあった方法を選んでみてください。


この記事を書いた人
片付けドクター 編集部

不用品回収や、ゴミ屋敷問題、遺品整理に関するお役立ち情報をわかりやすく発信しています。

片付けドクターは年間5000件以上のご依頼をいただいております。これからも皆様が心地よく過ごせるよう、確かな品質と納得のサービスをお届けします。

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